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理事長 挨拶

日本歯内療法学会 理事長 宇井 和彦  

 

 このたび、五十嵐勝前理事長を引き継ぎ、2018年-2019年期の日本歯内療法学会理事長を拝命しました。前理事長同様、格別のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

 日本歯内療法学会は一昨年に学術団体として法人格を取得し、昨年は日本歯科医学会専門分科会に昇格しました。順調に成長し公共的な組織に向かおうとしています。 ただ組織というものは『量』と『質』の二面性があります。今後は成長に見合うだけの『質』の充実、すなわち力量と存在感を増すことが重要だと思います。そこで、就任期間である2年間に向けて、今後の学会の「力量」と「存在感」を軸に方針を定めました。


 まず「力量」です。本学会の実績を維持し、学術団体に相応しい、更なる発展に尽力します。学術大会や各研修会の開催では参加者の増員、学会誌では論文投稿数の増加に力を入れます。 これまで主眼を注いできた事業を継承する一方、各事業の評価をしっかり行い、反省点、修正点を見極め、団体の持続可能性を堅持していきます。


 次に「存在感」です。国内において歯内療法の認知度を高め、存在価値を広めます。現状を見ますと「歯内療法」という用語は万民に行き渡っていません。「歯周病」はメディアでよく耳にしますが「歯髄疾患」は話題に上るでしょうか。 このままでは世の中に埋没してしまいます。この状況は単なる宣伝では解決できません。市民との間で概念と臨床的意義を共有し、相互に利益をもたらす関係性を構築する必要があります。一方、保険診療でも歯周病と歯内療法の扱いにかなりの開きがあります。 その意味で、行政や政策に関わる方へのアプローチも忘れてはいけません。対象は一般市民だけではなく医療行政に携わる関係者も視野に入れます。


 上記の方針を受け、実行したい幾つかの提案があります。


 優先的に考えているのは専門医制度の充実です。より専門性に特化した歯内療法において、専門医はシンボル的な存在と言っていいでしょう。関係する各委員会委員のご協力のもと、研修制度を含め他学会が参考になるスタンダード・モデルが目標とするところです。 専門医はまさに『質』そのものを問われます。誰もが信頼できる専門医を育てることが、埋没から救い、学会の将来性に繋がると確信します。


 また、歯内療法の専門性や価値を市民に広く周知するには広報活動が鍵を握ります。拡散率の高いホームページを強化し、市民への啓発を図ります。さらに、絶大な効果があるメディアへの展開も念頭に置いています。 一方、歯内療法の存在価値を関連する諸団体・組織に携わる関係者にも理解していただくために、この方面にも対外的な広報活動を検討します。願わくは世論が歯内療法の価値を認め、必要とし、学会を後押ししてくれる環境を作りたいものです。


 そして、より充実した活動ができるよう多数の会員が参加できる体制を整えていきます。歯内療法に関心を持ち、国民の健康を支える志を持ち続けている会員の拠り所となる組織を目指します。ぜひ、学術大会や各種研修の参加、また 論文執筆や専門医取得に積極的に手を挙げてください。
 甚だ微力ではございますが、重責を全うすべく努力いたす所存です。会員の皆様のご協力をお願いいたします。


 

一般社団法人 日本歯内療法学会理事長
(東京都 開業) 宇井 和彦

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